徒然葉子〜つれづれようこ〜
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大阪在住 ふたご座 A型
社会保険労務士・行政書士
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≪カバグッズ収集≫が趣味
(最近は、読書記録を兼ねたブログ)

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2021/07/28
『心淋し川』 西條奈加
[]
「誰の心にも淀みはある。でも、それが人ってもんでね」

江戸、千駄木町の一角は心町(うらまち)と呼ばれ、そこには
「心淋し川(うらさびしがわ)」と呼ばれる小さく淀んだ川が流れていた。
川のどん詰まりには古びた長屋が建ち並び、そこに暮らす人々もまた、
人生という川の流れに行き詰まり、もがいていた。

青物卸の大隅屋六兵衛は、一つの長屋に不美人な妾を四人も囲っている。
その一人、一番年嵩で先行きに不安を覚えていたおりきは、
六兵衛が持ち込んだ張形をながめているうち、
悪戯心から小刀で仏像を彫りだして……(「閨仏」)。

裏長屋で飯屋を営む与吾蔵は、仕入れ帰りに立ち寄る根津権現で、
小さな唄声を聞く。かつて、荒れた日々を過ごしていた与吾蔵が
手酷く捨ててしまった女がよく口にしていた、珍しい唄だった。
唄声の主は小さな女の子供。思わず声をかけた与吾蔵だったが――
(「はじめましょ」)ほか全六話。

生きる喜びと生きる哀しみが織りなす、著者渾身の時代小説。

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posted at 2021/07/28 23:55:57
lastupdate at 2021/07/28 23:55:57
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